木の家を支える伝統の技
1.仕口
二つの木材を直角あるいは斜めに接合する部分を仕口と呼びます
仕口
三方差し
柱に三方から梁・胴差が差さる仕口
四方差し
柱に四方から梁が差さる仕口
2.継手
木材を長さ方向に継ぎ足す接合部分を継手と呼びます
桁、梁などに用いられる継手
台持ち継ぎ
追かけ大栓継ぎ
仕上材(力のかからないところ)に用いられる継手
箱しゃち
隠し金輪継ぎ
いすか継ぎ
宮島継ぎ
柱の継手
角鎌あり継ぎ
四面鎌あり継ぎ
四面蟻継ぎ
独鈷継ぎ
3.留め、その他
直交する二材の隅で継目が斜めのものを「留め」と呼びます